music diary


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「君に胸キュン」の様々なカヴァー (2009/11/10)
you tubeで検索していたら、いろんなのを初音ミクに歌わせていて、
なかには「君に胸キュン」なんてのがあった。

http://www.youtube.com/watch?v=W1f_U7N5trA&feature=player_embedded




あと、まりあ†ほりっく のエンディングテーマにもなってます。

http://www.youtube.com/watch?v=OxIHT0HJci4&feature=related


かっ、かわいすぎる!!  萌え!!!!



土岐麻子のヴァージョン。

http://www.youtube.com/watch?v=0bJwjlo1-KY



オシャレでカッコいいなあ・・クラッと来る・・・


あとperfumeの仕掛人でもある中田ヤスタカによる土岐麻子のカヴァーのremixなんてのもあります。

http://www.youtube.com/watch?v=KyvzIv4VRmg





オリジナルと比べるとずいぶんと様変わりしてます。
それはおそらくはテクノの古典をきっちりと意識しているからだと思います。



ここまで来ると、もう別の曲のような気もしますが、
先入観を抜きにして、こういうのもありかなと思う。

http://www.youtube.com/watch?v=ijM3-bHsx2k


KREVAもカヴァーしているようです。
バックのシンセの使い方など、随分と違っていて面白いです。


http://www.youtube.com/watch?v=SxcCgq2Kt_k&feature=player_embedded



いろいろとYMOの曲をアレンジしているのがあるけど、
何よりも感心するのは曲の完成度の高さだ。
何十年も昔なのに全く古くさくない。

それぞれ全く違う曲であるかのように料理されていながらも、
曲の強度というか生命力というか、曲そのものが曲を産み出していく力というものを感じてしまいます。



こちらがYMOのヴァージョン。

http://www.youtube.com/watch?v=oU7sRpcdSE4

ここから始まったのだと思うと、感慨深いものがあります・・・・。
PVがニヤッとさせる・・・。


この曲がリリースされたのは私が小学生の頃だった。
当時は気付くことが無かったが(子どもだから当たり前か)、
それにしてもなんて切なく悲しい曲なんだろう!!
どうしてこんなに響きが悲しいのか?


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モーツァルトの地獄 (2009/09/26)
モーツァルト:ピアノ協奏曲第22番、交響曲第40番 エリック・ハイドシェック(P)、ヘルベルトー・ケーゲル指揮ライプツィヒ放送交響楽団(MDR交響楽団)モーツァルト:ピアノ協奏曲第22番、交響曲第40番 エリック・ハイドシェック(P)、ヘルベルトー・ケーゲル指揮ライプツィヒ放送交響楽団(MDR交響楽団)
(2009/02/04)
モーツァルト、

詳細を見る


モーツァルトというと、癒しの音楽であり貴族のための心地よい音楽というのが、
人口に膾炙されたモーツァルトの音楽に対する大衆のイメージであるらしい。

当時、モーツァルトがイタリア人で無いがゆえに事にどれほど差別され、世渡りが下手なばっかりにどれほど苦しんだか、さらにいえば斬新な試みをするものだから全く聴衆は付いていく事が出来なかったとか、書いていたらきりがないほどの生きる事の哀しみを背負っていた。

そういう事は全く関係なく、そんな事にお構い無しで、癒しのモーツァルトとか、そういう語られ方をしてしまう。
本当にクラシック音楽を心から愛する人間がその事を深く悲しんでいようとなんだろうと、
消費財としてモーツァルトの音楽はBGMとして消費されている。
モーツァルトの交響曲第40番の有名な冒頭など、その最たるものだ。

しかしモーツァルト同様に死に取り憑かれてしまっていたケーゲルという指揮者は、モーツァルトの作品に内在する生きていく事の深い悲しみと苦悩を、この曲を録音した他のどんな指揮者よりも理解し、共感し、共に生きたのではないか?
そんな想像をさせてしまうほど、晩年のモーツァルトのシリアスな書法を見事なまでに抉り出してしまう。

同様にハイドシェックとの協奏曲に於いても決して甘くならない。
ここには赤いチョッキを着たモーツァルトではなく、地獄を背負った死を背負い続けたモーツァルトの真実の姿がある。

                                                               
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Ervin Nyiregyhaziを聴かずして、リストを語るなかれ!! (2009/06/01)


Ervin Nyiregyhazi in PerformanceErvin Nyiregyhazi in Performance
(2007/12/11)
Johannes Brahms、

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まさに恐るべき演奏。
ニレジハジを聴かずして、リストを語るなかれ!!

数多くの演奏家がリストの作品を、大仰なだけの想像力の貧困な作品であると勘違いしている。
更にいえばリスト作品の持つ想像力を表現できる“技術”を、今のピアニストの殆どが持ち合わせていないため、リストの作品は不当に低く評価されてしまっている。

リストの弟子が口を揃えて、ニレジハジの演奏をリストにそっくりだと証言してようと、
シェーンベルグを驚愕させようと、実際は乞食にまで落ちぶれてしまい、


かつてのニレジハジの演奏を知るピアノ演奏に詳しい奇特な人が、彼の演奏を再発見しなかったら、
確実に忘却され埋もれたままであった。

彼の録音のすべてと言うと、せいぜい、ごく若い頃の僅かのピアノロール録音、
それとほんの僅かな映画でのお仕事と、晩年の僅かな録音と高崎でのライヴぐらい。
時代の流れに取り残されてしまったがゆえに、その実力に全く似合わないほど不遇であった。

このアルバムにはリスト以外の演奏も入っていますが、何よりも想像力の豊かさ、溢れるほどの詩情、
今ではすっかり失われてしまった音楽にとって最も大事なものを教えてくれる。

素晴らしい演奏ばかりです!!


ちなみにニレジハジについて詳しく紹介しているサイトです。

Ervin Nyiregyhazi  page

http://www.fugue.us/Nyiregyhazi_top.html
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シタールの芸術~モニラル・ナグ、マハプルシュ・ミシュラ (2009/03/12)
シタールの芸術~モニラル・ナグ、マハプルシュ・ミシュラシタールの芸術~モニラル・ナグ、マハプルシュ・ミシュラ
(2008/07/09)
マハプルシュ・ミシュラ モニラル・ナグ

商品詳細を見る



どうやら二枚組になって再販されている様子ですね?
実はインド音楽と遭遇したのは、高校生の頃、この演奏がきっかけでした。

モニラル・ナグのシタールもさることながら、マハプルシュ・ミシュラの
タブラの見事さは本当に素晴らしい!!
ちなみに彼の最期の録音だとのことです。


以下が2005年に書いた文章です。



シタール幻想〜真美のラーガ2005年7月30日 音楽


民族音楽 モニラル・ナグ マハプルシュ・ミシュラ CD キングレコード 1991/08/21 ¥2,548プリアダネシュリー
ラーガ:ラゲシュリ
ターラ:ジャープタル

実はこのCDではじめてインド音楽を聴いたんです。
本当に幸先のいい出会いだったと思います。
廃盤になっているそうですが、非常に残念な事です・・・・。

1曲目の摩訶不思議で黄昏時のような雰囲気のラーガは、西洋音楽に聞慣れた耳にとっては非常に衝撃的な事件でさえありました。

2曲目のラゲシュリの優雅さ、優美さは本当にため息が出るようですし、何より、モニラグ・ナグのラーガの性格を的確に把握する手腕は舌を巻きます。

特になによりも3曲目のジャープタールにおける、ミシュラのソロは、筆舌にしがたいほど見事な即興演奏を聴かせてくれます。




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Louis VIERNE (2009/02/10)


Odeon 171072 (France)


prelude et fugue en mi mineur

Enregistre au GRAND ORGUE DE NOTRE DAME DE PARIS
par M. Louis VIERNE


P2081190.jpg       P2081185.jpg


ルイ・ヴィエルヌの貴重な録音。
フランクとヴィドールの弟子です。

長い間、ノートルダム寺院のオルガニストをつとめていたそうです。
ヴィエルヌの弟子にデュリュフレがいます。
晩年は病気がちだった為、技巧が衰えていると書いている人がいるが、
私はバッハのオルガン作品の深い精神性を体現した、神々しい演奏だと思います。

この人の録音は非常に気になります・・・。





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Eta Harich-Schneider (2009/02/08)
Archiv SLAM-61 (Japan)

Jean Philippe Rameau suite d-moll / suite amoll  
Eta Harich-Schneider,cembalo


P2081164.jpg P2081167.jpg



エイタ・ハーリッヒシュナイダーのラモーです。
国内盤のアルヒーフです。

実に端正で格調高いラモーです!!
時々、引っ張り出して聴いております。

今時、ハーリッヒシュナイダーの名前を知る人は少ないと思うけど、
実は日本にゆかりのあるチェンバロ奏者です。
戦前にナチスを逃れて、日本に滞在していたそうです。
そういう縁もあってなのか、日本音楽の研究においてもかなり論文も書かれているようです。


簡単な経歴が書いてあります。
http://www.bach-cantatas.com/Bio/Harich-Eta.htm


ちなみにレーベルです。

P2081169_1

非売品、見本盤のスタンプが張ってます。
レーベルはいつもの銀色じゃないところが興味深いです。

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Fabio Biondi (2009/02/08)
Vivaldi: Il cimento dell'armonia e dell'inventioneVivaldi: Il cimento dell'armonia e dell'inventione
(2001/06/06)
Antonio Vivaldi、

詳細を見る




古楽という音楽が必ずしも博物館行きの音楽を復元したものではなく、今を生きる人間の感性に基づいた音楽表現であるということが、肌身で感じ取れる1枚。

そういえば、バロックというのは歪な真珠という意味でしたっけ・・・。

ヴィヴァルディは、こんなにもポップでアヴァンギャルドな音楽を書いていたのか目から鱗です。クラシックなんて・・・とバカにするリスナーは火傷しますのでご注意を・・・・

イ・ムジチやパイヤールの演奏もヴィヴァルディだし、ビオンディもヴィヴァルディなのだ・・・・。


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J.J.Froberger Clavichord music Thurston Dart (2009/02/08)
L'OISEAU-LYRE SOL 60038 (UK)


J.J.Froberger Clavichord music Thurston Dart

P2071150.jpg P2071155.jpg



クラヴィコードの響きは本当に美しく、表情豊かだ・・・・。

特にフローベルガーのように、内々に語りかけるような作風には
クラヴィコードの響きがよく似合う気がする。
それにしてもダートの演奏の素晴らしさは、どう表現すればいいのだろうか?

フローベルガーはバッハ以前の作曲家の中で最も重要な鍵盤音楽の作曲者であると謂われている。確かにその通り。
しかしその事以上に、私にはデューラーのメレンコリアと同じ精神が宿っているように感じる。

実は私はフローベルガーという作曲家に、ドイツ音楽の本質的なものを見ている。

フローベルガーの作品には、深い憂鬱な感情と、死を前にした深淵と輝きがある。
そしてダートはクラヴィコードという鍵盤楽器の中で最も繊細な表現が可能な楽器によって、
丹念にフローベルガーの宇宙を紡いでいくのだ。


ちなみに、こちらがレーベル。

P2071159_1


他にもバッハのフランス組曲も録音している。
こちらも実に素晴らしい演奏です。

ダートが若死にしてしまった事は本当に惜しまれる・・・・。


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原典主義によって失われたものを取り戻す (2009/01/25)
バッハ/イタリア協奏曲&フランス風序曲バッハ/イタリア協奏曲&フランス風序曲
(2008/01/24)
西山まりえ

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弧を描くようなフレーズ、テンポの揺らぎ、それらはあたかも19世紀の演奏スタイルによく似ているところがあります。たしかに賛否両論いろいろあると思います。インテンポこそが正しいと信じている人間からすれば信じられない演奏に聞えるのかも知れません。

でも、私としてはこういう演奏を許す度量が無い事が、今のクラシック音楽を無味乾燥で退屈なものにしているという事だけは指摘しておきたいと思います。

我々は幸運にも19世紀の演奏スタイルを継承していた先人たちの演奏を録音を通して知る事が出来ます。リスト自身の演奏を聴く事は出来ないが、リストの弟子までは実際の音源で確かめる事が出来ます。
彼らの演奏を聴いたら、人によったら気紛れなテンポを選択しているように感じられるかも知れない。しかし、これは決して気紛れでも何でもなく、良く考えられた上でのルバートです。
むしろ楽譜に書かれた通りの揺らぎが無い弾き方で彼らは満足なんかしなかった。
なぜなら彼らは楽譜というものがいかに不完全極まりないものかを、よく知っていたから。テンポを揺らし楽譜に無い音さえ足す。それらはすべて音楽を伝えるためのものであり、そのためであれば、ありとあらゆる努力を惜しまなかった。

西山まりえの演奏は原典主義によって失われたものを取り戻そうとしている。バロック時代やそれ以前の中世やルネッサンス時代の音楽と取り組んできて発見した事が多いに活かされているのではないかと思います。








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鳥の歌 (2008/12/25)
今日はクリスマス。
ナザレの大工の子が産まれた日と言われています。
パウ・カサルスが愛奏していた鳥の歌は、実はカタロニア地方のクリスマス・キャロルです。
イエスが産まれた時、小鳥達がキリストが産まれたことを祝う曲であるはずなのに、どうして短調なのか、悲痛な響きなのか?
なぜならイエスが産まれたということの意味を小鳥達は知っているから。
イエスがすべての人間の罪を背負う為に十字架に架けられてしまう運命にあることを小鳥達は知っている。マリアもヨゼフも、そのことを誰も知らない・・・。
だからあんなにも悲痛なのだ。
これは葬送の歌であり、弔いの歌でもある。
国連でカサルスが他でも無いこの曲を演奏した。
何という皮肉だろう!!
世界の何処に平和があるというのか?
演奏の前のスピーチでカサルスは「カタロニアの小鳥達はpeace!! peace!! peace!!と啼きます。」と声を振り絞るように悲痛に訴えた。
小鳥達の声を聴け!!

http://jp.youtube.com/watch?v=rt9iz3xApVg&feature=related
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インドから帰国 (2008/12/05)
12月1日、ようやく帰国しました。
しかし熱を出して寝込んでしまいました。
多分風邪だと思います。
流石に38度の熱が続くと辛いものがあります。
今は少し落ち着いていますが、解熱剤で抑え込んでいます。
それにしても、インドに行って本当に良かった!!
今度は一ヶ月といわず、半年、一年はインドに住みたい!!

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お知らせ (2008/10/29)
11月1日から一ヶ月間、インドに行くので、
連絡が取れなくなります。

ですので、メールなどの返事が大幅に遅れますので
ご了承の程、宜しくお願い致します。

もし現地でネットカフェなどがあり、
連絡可能な状況に有るのであれば、
極力、返事を出すように致します。

宜しくお願い致します。


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凶暴につき、危険・・・・ (2008/10/14)

Iannis Xenakis 1 : Chamber Music 1955-1990Iannis Xenakis 1 : Chamber Music 1955-1990
(1993/09/24)
Rohan de Saram、

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どれも凶暴で危険な曲ばかりです!!

実演をアルデッティSQという、現代音楽ばっかり演奏する
これまた凶暴で、危険なカルテットで聴いた事があります。

あれは素晴らしい体験でした!!
アンコールのウェーベルンも凄かった・・・

芸術はリラクゼーションだの、癒しだの、そういうクダラナイ俗物どもを
地獄の底に叩きのめす破壊力があります。
芸術はこうでなくてはいけません!!

なによりもテトラスの破壊力は、もはや弦楽四重奏という分野で求められる
奏法を根底からひっくり返してしまった・・・。



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ウィーンの粋とは、あえて地獄と凄惨さを語ろうとしない事なのだ。 (2008/10/11)
シュトラウス・コンサートシュトラウス・コンサート
(2007/05/23)
クリップス(ヨーゼフ)ギューデン(ヒルデ)

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この先、人間には未来が無いのかも知れない。
G8の会議とやらが、今の山積みの問題を解決するために
行われていると信じているのは、よほどなお人好しか大バカだ。

私自身、テロをもはや否定しない。
国家が社会契約を無視するのであれば、
我々は政府を転覆するだけの事だ。

おそらく日本でも暴力が多発するようになるだろうし、
なによりも食料と水の争いが絶えなくなる。

地獄のような、いや地獄そのものの世界で
私はヨーゼフ・クリップスのウィンナ・ワルツを聴いている。
それにしても、何と悲しい音楽なのか!!
ここにあるのは諦めだ。

ギューデンが歌っている。何と切ない音楽なのか?
あまりにも美しい・・・・。
そんな世界など本当は何処にも無い事を知っている。
この今生きている世界がどうしようも無い地獄の
ような悲惨な所なのだということを、彼らは良く知っているのだ。

だから音楽は美しいものでなければならない・・・。
ウィーンの粋とは、あえて地獄と凄惨さを語ろうとしない事なのだ。

ウィーンで育まれた音楽には、この悲しみと諦めが常に付きまとってはいなかったか?
そういえばモーツァルトもそうだったし、
シューベルトもそうだった。
そしてクリップスの演奏もそのように演奏していた・・・

南国の薔薇の何ともいえない寂しさはいかばかりであろう
遠く遥かな南の国への憧憬、そして諦め・・・

この曲と「シトロンの花咲く所」を聴くと、薄幸の少女、ミニョンの
「君よ知るや南の国」がよぎるのは気のせいだろうか?


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Pygmalion (2008/08/25)
GAMEGAME
(2008/04/16)
Perfume

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何故、直接的な肉声ではなく、エフェクトを通した声であるのか?
エフェクトを通す事によって、歌の作為的な表情を極力排除しようとすることで、そして機械的な反復を繰り返す事で、肉声と電子音との境界線が曖昧になっていく。人間の肉体性を拒絶し、あくまでも記号としてのアイドルであろうとする戦略をとっている。

敢えて言うのであれば、彼女達は肉体を拒否し、エレクトロな洪水の中で
一方的な視線に晒される事で萌えの対象として聴き手に認識されるのだ。
それこそ生身の女ではなく、記号化された二次元のアイドル(偶像)として。

だから生身の肉声であってはならないし、機械的な反復こそが求められるのだ。
「おかえりなさいませ、ご主人様」という具合に・・・。

ひょっとしたら、perfumeは偶像としてのアイドルを目指そうとした最終形態なのではないだろうか?
それはPygmalionの究極的な夢だったのではないだろうか?

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薔薇を忘れて、棘を語るような演奏をするべきではありません (2008/06/05)

Bach: Sei Solo a Violin senza Basso accompagnate - IBach: Sei Solo a Violin senza Basso accompagnate - I
(2005/11/08)
不明

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Bach: Sei Solo a Violino senza Basso accompagnato - IIBach: Sei Solo a Violino senza Basso accompagnato - II
(2006/05/09)
不明

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昨日、エレーヌ・シュミットさんのリサイタルを聴きに行ってきました。
ソロでの来日は初めてなのだそうです。

バッハの無伴奏を2夜にわたって演奏するという、
演奏家にとっては、演奏家の世界観、人生観が問われてしまう
危険極まりないプログラムです。

私は第2夜しかいけなかったけど、
なかでもシャコンヌが素晴らしい演奏だった!!

残響が空間に溶け込む時の意味深さをどう喩えればいいのだろうか?

一台のヴァイオリンだというのに、様々な声部が対話をするかのように
紡ぎ出されている。あたかもバッハの家でバッハと話しているような、
そういう等身大の感覚がある。
かつての巨匠の演奏のようにバッハを神として下から仰ぎ見る感覚ではなく、
何処かの部屋でしみじみバッハの話に耳を傾けるような、そういう感じなのだ。

古楽奏法というものが何を求めようとしていたのか?
アーノンクールの音楽による対話というものがどういう事なのか?

かつてアーノルド・ドルメッチによってクラヴィコードという、
尤も音量が出せない楽器から表現しようとした事が、
このような薔薇となって咲いている!!


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グルジェフのピアノ曲 (2008/03/02)
The Complete Piano Music of Georges I. Gurdjieff and Thomas de Hartmann, Vol. 1The Complete Piano Music of Georges I. Gurdjieff and Thomas de Hartmann, Vol. 1
(1992/11/03)


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ここで取上げようか迷ったけど、面白いので取上げる事にします。

グルジェフなんか、おそらく精神世界とかに興味のない人は
知らないと思います。


一言で言えば、
悪口になってしまうかも知れませんが、

麻原ソングの元祖とも言えるべき曲集です。

でもこっちのほうが音楽として優れているし、聴いているとヤバイです。


どうでも良い事ですが、麻原ソングはこの点において失格です。
あれは信者でない人間は笑っちゃうもの。


別にグルジェフの教えにシンパシーもなにも無いけど、
なんか聴いていて深みに嵌まってしまう・・・
別の世界に連れていかれるような、
そういう怪しいオーラを出しまくっています。

シューマンを真似ようとして失敗したような書法を用いて、
初期のサティと、スクリャービンを足して、
さらに陰気くさくした雰囲気を醸しています。

それでいてチェリビダッケのブルックナーを更にカルトに
したような雰囲気がたまりません!!

そういえば、キース・ジャレットが取上げているようですね?




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マイナルディの無伴奏 (2008/02/26)

バッハ:無伴奏チェロ組曲(全曲)バッハ:無伴奏チェロ組曲(全曲)
(2007/05/23)
マイナルディ(エンリコ)

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カザルスと並ぶ、バッハの無伴奏チェロ組曲の金字塔。

カザルスは世界の中心から、音楽が迸っている感じだけれども、
マイナルディの演奏は音楽が空間に厳粛にそびえているような感じ。
この感覚はちょっと独特だ・・・。




ゴツゴツしていて無骨なぐらいだ。
洗練とは全く程遠い。

6番のサラバンドを聴け!!!
ここには心からの祈りしか、ない。

最晩年、ミケランジェロが最期の命を燃やして
取り組んだロンダニーニのピエタのように、
すべての芸術は未完成なものであって、
永遠に完成などありえないのではないか?
それでも完成に迫ろうとする・・・
それはそうせずにはいられないからだ。



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井上 喜惟 (2008/02/26)



ベートーヴェン:交響曲第3番変ホ長調「英雄」 ほか ベートーヴェン:交響曲第3番変ホ長調「英雄」 ほか
井上喜惟 (2005/07/27)
ALTUS

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昔、秦野交響楽団を振りに来た事があって、

その時に確か、ラヴェルの古代のメヌエットと、
ビゼーのアルルの女で、

後半がメンデルスゾーンのスコッチだッたと思います。

あの秦響からよく人間の声のような、
本当のオーケストラの響きを奏でていた・・・・
つくづくこの人は凄いと思いました!!!

今どき、ヨーロッパでもこういう響きをオケから
惹き出せる人は殆どいなくなってしまいました・・・・




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今年のニューイヤーについて (2008/01/02)
ニューイヤー・コンサート2008 ニューイヤー・コンサート2008
プレートル(ジョルジュ) (2008/01/30)
UNIVERSAL CLASSICS(P)(M)

詳細



今年のニューイヤーの演奏は素晴らしかった!!
というより滅びゆく音楽の挽歌のようにも感じられた。
おそらく、プレートルはこういうフランスのエスプリを
身体で会得している最後の生き残りであり、証人です。

滅びゆくウィーンの粋と、パリの粋とが、
一期一会の出会いを果たしたのだ!!

ヨーロッパの古くからの都市で育まれ洗練された音楽文化は、
原典主義のベースに在る音楽の数量化と、経済活動のグローバル化によって
今後、崩壊していくのは目に見えている。

おそらく、今年のニューイヤーコンサートの記録は、
シュランメルンやシャンソンを支えているような
外国人からは分りにくい文化を前提にした音楽が成り立った、
最期の記録になるかも知れない。

同時に19世紀のシュトラウス作品が、実は他の地域の音楽を消化吸収しながらも、逆にウィーン以外の都市での舞踏会、音楽文化に大きな痕跡を残していることが実感出来るプログラムでもあった。

この事の意味はとてつもなく、重く、大きいと思う。


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Youra Guller joue Chopin (2007/12/14)
Plays Chopin Youra Guller joue Chopin
Fryderyk Franciszek Chopin
Tahra

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待ちに待っていた、待望のCDがやっとAmazonから届きました!!
ショパンとはこういう音楽なのだ・・・

ギュラーの録音が他にも発掘される事を切に希望したいです!!
おそらく何処かの放送局に眠っている筈です・・・。


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Willem Mengelberg (2007/10/31)
Bach: St. Matthew Passion Bach: St. Matthew Passion
Hermann Schey、 他 (2004/05/18)
Naxos

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歴史の記録というけれど
それらの殆どは残酷で痛々しい・・・・。

昔、豊住 芳三郎さんの娘さんとお話をする機会がありました。

その時に出た話しですが、豊住さんの自宅に
ミッシャ・メンゲルベルグが遊びに来ていたらしい。

彼女がミッシャ・メンゲルベルグから聞いた話によると、
自分の親戚にユダヤ人がいて、
親がレジスタンス運動なんかにも関わっていて、
子どものころ逃げ回っていたのだそうです。

この事はメンゲルベルグがナチスの協力者であったなどという
単純な話ではないことを証明しています。

この証言が意味する事は、まずナチスの協力者どころか、おそらくウィレムは親戚をかばっていた可能性があるということ。
そしてメンゲルベルク自身、極めて政治的に微妙な立場に立たされていたという事を物語っています。

戦前も酷い目に遭い、戦後も指揮活動さえ出来なかった・・・・


ナチスがオランダに攻め込んでくる1ヶ月前、
どんな気持でマタイを演奏していたのだろうか?
実際に啜り泣く声が記録されている。

ペテロの深い後悔と、目の前に迫るヨーロッパの崩壊とが交差する・・・。

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Ernst Haefliger singt japanische lieder (2007/08/26)
日本の歌曲を歌う(ドイツ語訳に 日本の歌曲を歌う(ドイツ語訳に
ヘフリガー(エルンスト) (1992/10/28)
EMIミュージック・ジャパン
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日本の近代音楽は主にドイツ音楽を中心に「輸入」されたために
ドイツリートとよく似ている所があります。

どんな日本の歌手よりも、ヘフリガーの歌から
日本歌曲の抒情が伝わるのはなぜなのだろうか?

ドイツ語で歌っているのに、これは不思議な事だ・・・・。





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マーガレット・レン・タン (2007/08/10)

アート・オブ・トイピアノ マーガレット・レン・タンの世界 [DVD]アート・オブ・トイピアノ マーガレット・レン・タンの世界 [DVD]
(2007/06/29)
マーガレットレンタン、ジョージクラム、ジョンケージ、ジャスパージョンズ、佐藤聡明、ゲガンル、タンドゥン、ジョーンラバーバラ、ロイスVヴィアーク、ラファエルモステル、トビートワイニング

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センスがある奏者に特殊奏法をやらせると、
こんなにも特殊奏法から美しい響き、美しい音楽が生み出されるもので
あったことを今さらながら実感させる。

ケージの作品がこんなに美しいものであったことを、
改めて再認識しました!!!


レン・タンの演奏している姿は、
内田 光子を更にヤバく凶暴にしたようでコワイです・・・。

そういうオバサンが玩具のピアノから、驚くべき音楽を奏でる。

童心に還ったようていて、どこか懐かしく、
そして信じ難いほどの哀しげで美しい音楽なのだ・・・・

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バッハ:ゴルトベルク変奏曲  西山まりえ (2007/06/19)
ゴルトベルク変奏曲BWV988 [西山まりえバッハ・エディション1]ゴルトベルク変奏曲BWV988 [西山まりえバッハ・エディション1]
(2007/05/21)
西山まりえ

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こんなに嬉しくなるゴールドベルグ変奏曲を
聴くのは久しぶりです!!

さそう あきら さんのジャケットからして、
中に入っている演奏がどのような音楽なのか、
本質を見抜いた素晴らしいジャケットです。

ジャケットはこちらを・・・


軽やかで柔軟性のある、思い切ったテンポルバート。
何よりも自分の感じた通りに弾いている所が、潔くていい。

聖典を読むかのように畏まった所が何処にも無い。
こういう自然体な演奏は今までなかったのではないだろうか?


Marie*rism
チェンバロ&ヒストリカルハープ奏者西山まりえファンサイト

http://www.geocities.jp/marierism/


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防衛結界発動!!! (2007/06/17)

「陸上防衛隊まおちゃん」 綜合防衛隊音楽集 オリジナルサウンドトラック「陸上防衛隊まおちゃん」 綜合防衛隊音楽集 オリジナルサウンドトラック
(2002/12/04)
TVサントラ堀江由衣

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陸上防衛隊まおちゃん DVD-BOX陸上防衛隊まおちゃん DVD-BOX
(2007/07/04)
不明

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実はTVKで再放送されているのを偶然観たのですが、
バックで使われているピアノだけの音楽が
非常に素晴らしいので紹介する事にしました。
ピアノだけで成り立っているのですが、
それが非常に効果的なんですよ。
非常にセンスが良い!!!
再発を希望します。

ヒップホップの次にアキバ系ですから、
正反対だなあ・・・
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寂-jaku- (2007/06/14)

寂-jaku-寂-jaku-
(2004/11/03)
DJ KRUSH

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tsutayaでレンタルしました。

以前、とあるバーに来ていたhip-hop好きの方が
dj krushを強く薦めていて、ずっと気になっていたのです。
今回、聴いてみました。
凄い・・・
もっと早く聴いておけば良かった・・・
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Masters of the French Piano Tradition (2007/05/25)
Masters of the French Piano TraditionMasters of the French Piano Tradition
(2006/10/31)
Hector Berlioz、

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soge 様から頂いきました。
有り難うございます。m(_ _)m

かつての19世紀の演奏家はどのような演奏をしていたのか?
実は文字通りの生き証人がその最晩年に録音しています。

フランシス・プランテ。

最晩年の90歳に吹き込んだとは信じ難いほど、
老化など全く感じさせない演奏です。
それにしても何と美しい響きなのだろうか!!

昔の演奏家が楽譜を歪めているなどというのは嘘です。
むしろここにあるのは音楽への畏敬と帰依です。

プランテ以外にも、ディエメや、
サンサーンスの自作自演なども収録されています。
19世紀から20世紀初頭のフランスのピアニスト達は
どのような演奏をしていたのか、伺い知る貴重な証言であります。

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The Art of Marcel Dupre: Improvisations (2007/05/25)
The Art of Marcel Dupr?: ImprovisationsThe Art of Marcel Dupre: Improvisations
(2001/04/10)
Johann Sebastian Bach、

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マルセル・デュプレの最晩年の即興演奏。

かつて私はオルガンはシュヴァイツァーの弾く、
バッハのコラール前奏曲さえ聴いていればいいと思っていたけれど、
このマルセル・デュプレの即興演奏はそのような偏狭な私の考えを
改めさせ、反省させた1枚です。

全生涯を回想するような二重フーガは、
あたかも紅茶に浸したマドレーヌの味がする・・・。


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ルドルフ・ゼルキンのショパン (2007/05/23)
ショパン:24の前奏曲 ショパン:24の前奏曲
ゼルキン(ルドルフ) (2004/11/17)
ソニーミュージックエンタテインメント

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ルドルフ・ゼルキンが遺した数少ないショパン録音。
ずっとお蔵入りになっていた録音を、ソニーが掘り出したものです。

ルドルフ・ゼルキンというとドイツものばかり弾いている印象を
持っているけど、実はコンサートでは良く取上げられているんですね?
どうしてお蔵入りしたのか?

彼の完全主義からすると、こうも心の動きがそのまま現れている事への
照れ臭さがあったのでは無いだろうかという気がします。

ここには感傷的な素振りは何処にもない。
音楽の真実に迫ろうとする強い意志と信念と、
感情が、詩心が羽ばたいている・・・

スタジオ録音というと、
人間臭さを除去し作品そのものを浮き彫りにする傾向が
強くなるものです。

しかしこの演奏はゼルキン自身の呼吸と、
心の動きが、そのまま捉えられています。

ショパンの苦悩と絶望と、
ゼルキンの血肉によって獲得しようとしているのは何なのか、
聴き手は突付けられています。

聴き手は音楽をする現場に居合わせることになります。
音楽とはこういうものでなければならない。


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