music diary


j pop
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Pygmalion (2008/08/25)
GAMEGAME
(2008/04/16)
Perfume

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何故、直接的な肉声ではなく、エフェクトを通した声であるのか?
エフェクトを通す事によって、歌の作為的な表情を極力排除しようとすることで、そして機械的な反復を繰り返す事で、肉声と電子音との境界線が曖昧になっていく。人間の肉体性を拒絶し、あくまでも記号としてのアイドルであろうとする戦略をとっている。

敢えて言うのであれば、彼女達は肉体を拒否し、エレクトロな洪水の中で
一方的な視線に晒される事で萌えの対象として聴き手に認識されるのだ。
それこそ生身の女ではなく、記号化された二次元のアイドル(偶像)として。

だから生身の肉声であってはならないし、機械的な反復こそが求められるのだ。
「おかえりなさいませ、ご主人様」という具合に・・・。

ひょっとしたら、perfumeは偶像としてのアイドルを目指そうとした最終形態なのではないだろうか?
それはPygmalionの究極的な夢だったのではないだろうか?

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防衛結界発動!!! (2007/06/17)

「陸上防衛隊まおちゃん」 綜合防衛隊音楽集 オリジナルサウンドトラック「陸上防衛隊まおちゃん」 綜合防衛隊音楽集 オリジナルサウンドトラック
(2002/12/04)
TVサントラ堀江由衣

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陸上防衛隊まおちゃん DVD-BOX陸上防衛隊まおちゃん DVD-BOX
(2007/07/04)
不明

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実はTVKで再放送されているのを偶然観たのですが、
バックで使われているピアノだけの音楽が
非常に素晴らしいので紹介する事にしました。
ピアノだけで成り立っているのですが、
それが非常に効果的なんですよ。
非常にセンスが良い!!!
再発を希望します。

ヒップホップの次にアキバ系ですから、
正反対だなあ・・・
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J-popにみる、ちゃんぽん、あるいはチャンプルー的なもの。 (2005/02/04)

LOVE JAM (通常盤)LOVE JAM (通常盤)
(2004/11/17)
大塚愛

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実はドイツに語学留学をしている友人がいて、その語学学校で知りあったトルコの友人が日本で良く聞かれている音楽を教えてくれと友人に頼んだらしい。

ジルバーマン・オルガンを生で聴ける事に有頂天になっているその友人も、最近のポピュラー音楽の動向には疎いということで、私のほうにお鉢が回ってきたんです。

それでその友人といろいろ相談して、友人が日本にいる時にコンビニで聞いた大塚 愛の歌が凄くインパクトがあったのでそれにしようということで、その時に出回ったばかりの新作アルバムをドレスデンに送ったんですね。

運良くCCCDでなかったので、助かりました・・・(爆)

大塚愛のLove Jamに限らず、日本のポピュラー音楽を聞いていると世界中の多様な音楽様式を取り込んでいます。不思議なアマルガムなんですよ。それでいながら、それらの音楽の様式の背景にある独自の文脈と切り離され、新しい文脈を与えられ、あたかも日本にもともとあるかのような顔をしている。日本の野菜だと思われているもの、例えば、白菜やオクラはそうですね。この音楽のちゃんぽんは非常に洗練されています。

例えば、「妄想チョップ」にしても、沖縄音階とテクノ、フレンチポップスのノリが不思議と共存しているんです。
その次の「ポンポン」という曲のあっけらかんとしたと歌詞と、ハードロックの響き、リフレインの和声の不協和な動き、そしていきなり拍子が変化して、おどけた曲想に移るところといい実に見事です。「金魚花火」のペンタトニックの使い方が、気のせいかどことなく坂本 龍一や久石 譲の音楽を連想してしまいました。
曲の終りのアップテンポになるところなんか、実にうまいですね・・・・。
さらに大塚 愛は可愛いルックスにばかり目がいってしまいがちですが、多彩な表現力があります。大塚 愛、恐るべし・・・・。

本家の音楽スタイルを更にひねって、それをまったく新しい文脈に置いていくんです。これはいい悪いは別にして、もともとの音楽様式が持つ文脈性や毒を完全に飼い馴らすやり方でもあります。どんな異質なものであれ、“日本化して”取り込んでしまう。この胃袋の消化力というのは皮肉抜きで凄いと思う。この消化力があったからこそ、日本は急激な近代化を導入する事が出来たわけだし、日本の急激な経済成長はこの柔軟性に恵まれていたからこそ実現出来たという側面はある。

でも、これは逆に言えば日本の文化には、他者との衝突から産まれる弁証法が欠落しているということでもあります。アンチテーゼが出される以前に、そのアンチテーゼが無効化されてしまう。どのような他者も、暴力性の否認によって体制に取り込むか、完全に存在しないものにされてしまいます。我が国では暴力的な緊張状態そのものがあたかも無かったかのように振る舞われるのだ。
前回の日本の植民地政策も太平洋戦争も、これで失敗している。

こういう文化が居心地がいいのか苦痛なのか、それは人によって立場は違うけど、でも議会制民主主義の機能不全と、官僚制の腐敗の根底には、日本文化のこの暴力状態に対する否認があるのではないかと思います。

うーん、こんなこと書くのは危険過ぎるなあ・・・・。


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君と好きな人が百年続きますように・・・・ (2004/11/20)

ハナミズキハナミズキ
(2004/02/11)
一青窈

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一青 窈のハナミズキは、実は9.11.のテロに触発されて創られたのだそうです。

君と好きな人が百年続きますように・・・・と語っている存在は、実は死者の言葉なのだ。ハナミズキの歌は、幾万、幾億もの死者達が、かけがえのない愛する生きているものに対して語りかけている。けれども果てない波は止まる事も無く、はてない君の夢は終わる事も無く、僕らは暴力の連鎖を止めることができずにいる。

我々が死者を弔っているのではない。
我々が死者達に弔われているのだ。
我々はどんな顔をして花水木の蕾をもらえばいいのか?
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西洋音楽受容の果実としての歌謡曲 (2004/11/09)

実はクラシック音楽というと敬して遠ざける人が多いけど、実は取っ付きやすい音楽です。というのも今の日本人の耳は西洋音楽に馴らされているから、同じ基盤を持つクラシック音楽は聴きやすい。
この事は母国の伝統的な音楽を理解する素養を育ててこなかったということでもあります。

そしてこの百何十年の間に、自国の文化の都合の悪いと判断した部分を切り捨ててきたということでもあります。その中でも特に音楽ほど卑しめられたものはなかった。それはなぜか?いろんな理由があると思うけど、軍隊の組織化という目的にそぐわなかったからだと思います。軍隊を組織する上で、音楽に合わせて行進ができないとどうしようも無い。
富国強兵を推進する必要性から西洋音楽が導入されたというのは、我が国の西洋音楽の歴史において不幸な事だったのでは無いかと思います。

では明治維新以前から続いてきた日本の伝統音楽が、他者の音楽になってしまったのであるのならば、今の私にとっての自国の音楽とはなんであるのか?実はその答えは歌謡曲なんじゃないかと、小泉 文夫は考えていたのではないかと思います。


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無罪モラトリアム (2004/07/24)

無罪モラトリアム無罪モラトリアム
(1999/02/24)
椎名林檎

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苦い、苦い音楽ですね・・・・。

音楽の毒というか業というか、そういう苦しみを全面にあるがままに受け止めようとしている。彼女の音楽の中にある辛辣さは、そこに起因する。聴き手に自己陶酔させないで、突き放している。

その突き放した世界から、人間のどうしようもない
営みの哀しみが切々と伝わってくる・・・・。

彼女の歌を聴いて、誰を連想したのかというと、
実は中島みゆき。意外ですかね?

それにしても何という歌唱力だろうか!!!
言葉に対する感覚といい、スルドイです・・・・。

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Wish You The Best (2004/05/16)


Wish You The BestWish You The Best
(2004/01/01)
倉木麻衣

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倉木麻衣のこのCDを、Tsutayaでレンタルして、うちのPCにDLして聴いているのですが、倉木の歌は日本のポピュラー音楽における最良の仕事だと個人的には思うんです。

私は倉木に限らず、最近の日本のポピュラー音楽にとても注目している部分があるんです。

というのも、我々戦後の世代は日本の伝統的な音楽を喪失してしまっているんです。J-popとは、お仕着せの教養としての音楽ではなく、我々日本人が喪失してしまった生活に根ざした音楽を獲得するための模索だったと思うんです。

J-popは終焉を迎えつつある近代日本が生み出した、数少ない最良の遺産の一つなのでは無いかと思うんです。

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